フォース・インディアが控えドライバーを求人中だ。
「いいドライバーはいないかね」とチーム副代表ボブ・ファーンリー。
12日(火)のF1バルセロナ合同テスト1日目、チームはメルセデスAMGの控え選手パスカル・ヴェアラインがドライブするはずだった。
ところが報道によるとヴェアラインはインフルエンザにかかり、参加はキャンセルとなった。
そこで白羽の矢が立ったのがイギリスの若手GP2ドライバー、ニック・イェロリー。予定より早いF1デビューになった。
続く13日(水)の2日目には、優秀との呼び声高い18歳のフランス人エステバン・オコンが呼ばれてフォース・インディアのマシンに乗った。オコンは昨年、ヨーロッパF3選手権でマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)を破り、王者になった男である。
そんなオコンをF1が放っておくわけがない。彼は先日、メルセデスと開発ドライバーの契約を結んだ。そして、そんな期待に応えるようにオコンは、GP3のデビュー戦で優勝を飾った。
現在オコンは、DTM(ドイツツーリングカー選手権)でメルセデスの正式な控えドライバーだ。同チームは、「将来は晴れてメルセデス・ベンツのドライバー」になれる逸材だとベタぼめ。
「エステバン・オコンは、才能のかたまりのような存在だ。いずれメルセデスを背負って立つドライバーのひとりになるだろう」