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ブラジルGP、ビアンキの事故を受け作業車導入を見直し

2014年11月06日(木)17:30 pm

鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP(第15戦)決勝で起こったジュール・ビアンキ(マルシャ)の事故を受け、今週末開催されるブラジルGP(9日決勝)の主催者が安全対策として、コース脇へ導入する作業車に関し、その配置位置の見直しを行ったと報じられている。

『Globo(グローボ)』によれば、ブラジルの英雄アイルトン・セナの名前を冠した有名なエス・ド・セナ(ターン1からターン2へ向かうS字コーナー)に配置されることになっていた作業車の導入を見合わせることになったという。

インテルラゴス・サーキットで主任エンジニアを務めるエルネスト・モラレスは、次のように語った。

「ビアンキの事故が再考のきっかけとなったのは確かだ」

「我々が行った変更のひとつは、エス・ド・セナに新たに設けられたランオフエリアに、新しいポストを設置したことだ。これにより作業車がそこへ入ることはなくなる」

「この変更により、安全性が改善されるのは間違いないだろう」

インテルラゴスでは、雨となった2003年のレースにおいて、このエス・ド・セナでスピンしてコースオフしたミハエル・シューマッハ(当時フェラーリ)のクルマが、同じ個所に止まっていたウィリアムズのファン・パブロ・モントーヤのクルマを撤去しようとしていた作業車のすぐわきをすり抜けるというスリリングな場面が起きていた。

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