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バリチェロ、シンガポールでメルセデスAMGに売り込みをかけていた

2014年09月26日(金)19:19 pm

元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロが、今季圧倒的な強さを誇るメルセデスAMGに対し、先週末に行われたF1シンガポールGP(第14戦)で控えドライバーを務めさせて欲しいと申し入れていたようだ。

シンガポールGPを迎える直前に、メルセデスAMGではDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で活躍する10代の若手ドライバー、パスカル・ヴェアラインとリザーブドライバー契約を結んだことを明らかとしていた。

事実、ヴェアラインはナイトレースとして開催されたシンガポールGPにチームの一員として帯同していた。だが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、ヴェアラインはまだF1に出走するために必要なスーパーライセンスの発給を受けていないという。

ここで登場したのがバリチェロだ。

42歳となるバリチェロは2011年シーズン限りでF1を引退し、現在はブラジルのテレビ局で解説者を務めている。しかし、F1通算出走数322という歴代最高記録を持つバリチェロは、今でもF1に対する強い情熱を持っている。

バリチェロは、シンガポールでメルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフに対し、「もし代役が必要なら、僕にはその準備があるし、体調もいいよ」と自分を売り込んだことを認めている。

「再び定期的にカートレースも行っているから、体重も減っているんだ」とバリチェロは付け加えた。

フェラーリやウィリアムズでドライブしていたバリチェロだが、2006年から2009年にかけては、現在のメルセデスAMGの母体となったホンダ、そしてブラウンGPでドライブしていた経験を持っている。

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