アメリカのファストフード・チェーン、サブウェイが次なるF1のスポンサーとして名乗りを上げる勢いだ。F1のビジネス面を専門に追うジャーナリスト、クリスチャン・シルトが伝えたもの。
母国アメリカでサブウェイのモータースポーツ広報活動を管理し、F1ではスポンサーの橋渡し役として知られるビジネスマン、ザック・ブラウン。彼は、F1とサブウェイは「最高の組合せ」と、次のようにイギリス『Telegraph(テレグラフ)』紙に話している。
「去年モントリオールで、サブウェイの最高広報責任者とバーニー・エクレストンを引き合わせたんだ。以来、両者は一年ほど協力の道を探っている」と、ブラウン。
「サブウェイはB2C企業の最たる存在だ。宣伝規模だってハンパじゃない。彼らは、どんなスポーツもメディアとして価値があるかどうかで判断する。そして、サブウェイにとってF1は価値ありだ」
ブラウンによると、仮にサブウェイのF1行きが決まれば、米ストックカーシリーズ最高峰、NASCARで取っている彼らの戦略スタイルを踏襲する模様。それは、「1チーム、1レース、そして1人のドライバー」のスポンサーシップだ。