かつてフェラーリでミハエル・シューマッハのチームメートであったフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が、最近フランスのグルノーブル病院にシューマッハを見舞っていたことを明らかにし、今週、ブラジルのサンパウロでメディアに対し次のように語った。
「メディア関係者が誰もいなかった日に、会いに行ったんだ」
「長いこと彼のそばにいたよ。行ってよかった」と語ったマッサは、次のように続けた。
「彼は、まるで僕らが寝ているときと同じような感じで、寝ているだけのように見えたよ」
「すべてが順調に運び、彼が目を覚まして完全に回復すると思っている」とマッサは結んだ。
マッサは、シューマッハの状況に関し、関係者から毎日最新情報を受け取っているという。
F1で7度チャンピオンに輝いたシューマッハは、2013年末に家族や友人らとの休暇中にスキーで転倒し、頭部を岩にぶつけた。その後、人工的にこん睡状態に置かれ、1月下旬から覚醒(かくせい)治療が開始されたが、いまだ刺激に対しての反応を示していない。