ルノーは21日(金)、来シーズンに向けて開発中の新エンジンの音を試験的に公開した。
来年からF1に採用されることになるV6ターボエンジンは、現在の自然吸気V8エンジンに比べるとその音が貧弱になるのではないかと心配する声も多い。ルノーのエンジン責任者であるロブ・ホワイトはこれに関し、次のように語った。
「全体的に見れば、音圧レベル(ボリューム)は低くなるとともに、音質も新たな構造を反映するものとなる」
「根本的には、エンジン音は大きいままだ。眠っている者を起こしてしまうだろうし、サーキットの近隣住民からはまた文句も出るだろう」
ホワイトは、現在のF1エンジンの叫ぶような音色を懐かしむ者も出てくるであろうと考えている。さらに「新時代のパワー・ユニットの音はまったく異なっている」と語った。
ルノー・スポールの公式ホームページからエンジン音を聞くことができる。
http://www.renaultsport.com/Come-on-feel-the-noise.html?lang=fr