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ドイツのメディアがミック・シューマッハを2021年の「F1クラッシュ王者」に認定

2021年12月21日(火)18:31 pm

ミック・シューマッハ(ハース)の母国であるドイツにおいて、『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』や『Bild(ビルト)』紙など、複数のメディアが報じたところによれば、今年ハースでF1デビューを飾ったルーキードライバーのシューマッハが全ドライバーの中でチームに最も高額なマシン修理費用を負わせてしまっていたという。

それらの報道によれば、詳細な分析を行った結果、ハースではクラッシュしたシューマッハのマシンを修理するために420万ユーロ(約5億4000万円)以上を費やしたことが判明したという。そして、2番手には僅差でフェラーリのシャルル・ルクレールが続いたとしている。

ミックの叔父である元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、『Bild(ビルト)』が22歳のシューマッハをF1の『クラッシュ・チャンピオン』だとするセンセーショナルな見出しを立てたことを強く非難している。

かつてウィリアムズやトヨタで活躍した46歳のラルフ・シューマッハは、「私が『Bild(ビルト)』のために何もしないのは、それが理由だよ」と語り、ドイツの大手新聞社は「悪質かつ不当な調査による報道」を行っていると付け加えている。

実際のところ、同じドイツ出身ドライバーであり、ミック・シューマッハのよき先輩であるセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)は、敬愛するミハエル・シューマッハの息子のF1初シーズンを高く評価している。

「彼は最悪のマシンの中でよく持ちこたえたよ」

「彼の主な仕事はチームメートのマゼピンを置き去りにすることだったけれど、彼はそれを簡単に達成してみせた」

レッドブル時代に4回F1チャンピオンとなった実績を持つベッテルはスイスの『Blick(ブリック)』にそう語ると、次のように付け加えた。

「2022年には彼が自分の才能を正当に評価できるだけのよいマシンを手にできることを願うよ」

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