2月にロードバイクのトレーニング中に交通事故に遭い顎を骨折したフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だが、12日(金)からバーレーンで行われるF1公式プレシーズンテストには元気な姿を見せてくれそうだ。
アルピーヌと名前を変えた古巣ルノーのF1ワークスチームで3年ぶりにF1復帰を果たす39歳のアロンソだが、2日(火)に行われた新車発表イベントと、その後行われた新車のシェイクダウンには姿を現すことはなかった。
だが、アルピーヌのCEOを務めるローラン・ロッシは、アロンソは顎の手術から順調に回復しており、今や「最高のコンディション」にあると語り、次のように続けた。
「我々としても彼がこれほどすぐに回復したことに驚いているほどだ」
「彼はものすごく元気だし、クルマに乗った彼を見るのを楽しみにしているよ」
また、アルピーヌのエグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブドコヴスキーは、アロンソが2021年型マシンのシェイクダウン走行を見合わせることにしたのは、まずは怪我からの回復を優先したためだったと次のように語った。
「我々は彼が完全に回復することを望んでいたし、シルバーストンで走るのは彼にとって理想的なことではなかっただろう。とりわけ、(新型コロナウイルスによる)旅行制限があったことを考慮すればね」