古豪ウィリアムズF1チームがアメリカの投資会社『ドリルトン・キャピタル(Dorilton Capital)』に買収されたと発表した。
歴史あるウィリアムズF1チームの新時代の幕開けだ。
5月には売却も視野に入れ「新しい戦略的な方向性」を探って株主らと話し合いを進めてきたが、それからほぼ3ヶ月、アメリカの投資会社『ドリルトン・キャピタル(Dorilton Capital)』が新しい所有者になると発表した。
ウィリアムズ・チームは先日、2021年からの新コンコルド協定に合意したばかりで、少なくとも2021年から5年間はF1に参戦することを新たに約束したところだ。
重要なこととして、チームは『ドリルトン・キャピタル(Dorilton Capital)』が「ウィリアムズの遺産と文化を尊重し、維持することの重要性を認めて、正しく理解し、そのアイデンティティを維持することを約束しています」と述べた。
また、ウィリアムズ・ブランドでレースを続け、シャシー名は変更されず、イギリスの本拠地グローブから移動することもないという。
本件について「フランク・ウィリアムズ卿を含むウィリアムズの理事会は全会一致で支持」したという。
「家族経営としてのウィリアムズの時代は終わりかもしれませんが、良い方向に向かっていることはわかっています」とクレア・ウィリアムズ副代表は述べた。