ミハエル・シューマッハが再び幹細胞治療を受けることになったようだ。
2013年末に起きたスキー事故により脳に大きな損傷を負ったシューマッハは現在もスイスの自宅でリハビリテーションが続けられている。
シューマッハの容体や状態などについての情報はほとんど伝えられないが、昨年には幹細胞治療が施されたことが明らかとなっていた。
イタリアの『Contro Copertina(コントロ・コペルティーナ)』によれば、今回も昨年同様に心臓専門医であるフィリプ・メナシュ博士がシューマッハの心臓細胞移入手術を担当することになるという。
メナシュ博士は今回の手術について次のように語っている。
「目的はミハエルの神経系を再生することだ」
また、神経外科医のニコラ・アチァリは、シューマッハは現在筋萎縮と骨粗しょう症を患っていることを明らかにし、次のように語っている。
「過去20年の間に幹細胞治療の分野における技術は大きな進歩を遂げてきた。だが、それでも我々が人間の脳に関してはほとんど知らない状態であることに変わりはない」
「これ(シューマッハの手術)がどのような結果をもたらすかは分からない」