NEXT...F1開催スケジュール

【F1テスト2・2日目レポート】ホンダ2番手!フェラーリが初トップタイム、ハミルトンのメルセデスPUに問題発生

2020年02月28日(金)5:16 am

2020年2月27日(木)、バルセロナ・カタルーニャサーキットで第2回F1合同テスト2日目のセッションが行われた。

●【F1テスト2・2日目タイム】アルファタウリ・ホンダ2番手!フェラーリがトップタイム

午前中は湿った路面により浅溝のインターミディエイトタイヤ(グリーン)を6チームが試したが、路面はすぐに乾いていった。

■ターン5でスピン続々

ターン5は丘の上から下りながら曲がっていく(写真:TopNews)

午前中は、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が最も軟らかいC5コンパウンドのタイヤで1分16秒841という合同テストで3番目に速いタイムを記録。この日は145周を走行し、フェラーリにとっては初めてのトップタイムとなった。

しかし、ベッテルは下りながら曲がっていくターン5でスピンしてグラベルに入ってしまい、コースから自力で脱出できたもののコース上に砂利をばらまいてしまって、この日3度目の赤旗を出してしまう。同じターン5では、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)も濡れた白線に乗ってスピンしていた。

■王者ハミルトンとメルセデスAMGにトラブル

ボッタスに代わって午後から走行を担当した王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)だったが、わずか14周したところで白煙を上げてコース上でストップ。のちに原因はオイルプレッシャー(油圧)の異常だったことをメルセデスは発表している。

■アルファタウリ・ホンダ好調

2番手は139周を走行したピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)で、C5コンパウンドのタイヤを履いて、ベッテルから約0.2秒差で終えている。

3番手は“ピンクのメルセデス”に乗るランス・ストロール(レーシングポイント)で、4番手はニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が1日通して走行した。ラティフィはこの日最も多い160周を走行し、トップのベッテルから約0.5秒差で終えている。

■レッドブル・ホンダのフェルスタッペンも赤旗

5番手は113周を走行したランド・ノリス(マクラーレン)。それに続いたのは午前中に31周を走行したフェルスタッペンだったが、ターン5でグラベルに捕まり赤旗を出してしまった。

7番手だったボッタスも同じ場所でグラベルに入ってしまい、コース上に砂利を撒いてしまった。

これらの赤旗は、濡れた路面から乾いた路面へと急激に変化していた時に起こっており、白線や縁石は非常に滑りやすい状況だった。

6日間の合同テストも残り1日を残すのみとなった。開幕戦オーストラリアGPまであと2週間。各チームはできるだけ多く走行し、タイムを伸ばしてくるだろう。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック