レッドブル・レーシングは12日(火)に、2020年にアレクサンダー・アルボンをマックス・フェルスタッペンのチームメートとして引き続きレッドブルで走らせることを正式に発表した。
レッドブルでは2020年にフェルスタッペンのチームメートとしてレッドブル・ホンダのドライバーを務める者について、アルボンとともに現在トロロッソ・ホンダで走っているピエール・ガスリー、ダニール・クビアトの3人のうちから選ぶとしていた。
だが、今季の第13戦ベルギーGPからガスリーと入れ替わりにトロロッソから昇格したアルボンがここまでの7レースすべてにおいて6位以上でフィニッシュするという安定した走りを見せたことから、来季もイギリス育ちのタイ国籍ドライバーである現在23歳のアルボンがレッドブルのシートを確保することになった。
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、12日に発表されたチームリリースの中でアルボンを選択した理由について次のように語っている。
■クリスチャン・ホーナー(レッドブル/チーム代表)
「アレックスはベルギーでこのチームでのデビューを飾って以来非常によいパフォーマンスを発揮してきた。トップ6で7回フィニッシュしたという結果がそれをよく物語っている」
「その一貫性の高さを否定するのは非常に困難だし、それと並行して、粘り強く、激しく、献身的なドライバーであるという評判も大きくなってきている。つまり、アレックスはアストンマーティン・レッドブル・レーシングとともに進歩を続けていくに値するドライバーであることを証明して見せたのだ」
「今後さらに解き放つことができる可能性がたくさんあるし、2020年にマックスと共に走るアレックスを見るのを楽しみにしている」