NEXT...F1開催スケジュール

2019年のF1タイトルは「ものすごく遠い」とセバスチャン・ベッテル

2019年09月19日(木)17:26 pm

2019年のF1シーズンが開幕する前は今年こそフェラーリに念願のタイトルをもたらすのではないかと言われていたセバスチャン・ベッテルだが、現時点ではすでにランキングトップのルイス・ハミルトン(メルセデス)に115ポイントもの差をつけられてランキング5番手にとどまっている。

ベッテル本人ももはや今季のタイトル獲得は絶望だと示唆するように、スペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。

「僕たちは今年の選手権において有力候補ではないよ」

「タイトルはものすごく遠いところにある。そのことを理解するのにはそれほど賢くなくても十分さ」

「だけど、まだ何レースか残っているし、そこではほかの場所よりも僕たちがもっと競争力を発揮できると思うよ」

今季は新たなチームメートとして迎えた21歳のシャルル・ルクレールにパフォーマンス面で後れをとってしまっている32歳のベッテルだが、フェラーリにとって重要なことは前を見続けることだと主張している。

「正しいやり方でクルマの開発を進めていくことが肝心なんだ」

そう語ったベッテルは次のように付け加えた。

「シーズンの終わり頃には現時点よりもさらに競争力を示していかないとならないよ」

実際のところ、今週末に行われるF1第15戦シンガポールGP(22日決勝)の舞台となるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットはフェラーリにとっては得意なサーキットではないと考えられている。

そのシンガポールでどういうパフォーマンスを見せることができるかが、F1引退さえうわさされているベッテルにとっても重要な課題となるのは間違いなさそうだ。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック