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【レッドブル・ホンダ】次戦F1イタリアGPでフェルスタッペンにも新スペックエンジン投入か

2019年09月02日(月)18:43 pm

今週末に行われるF1イタリアGP(8日決勝)ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)もグリッド降格覚悟で新スペックエンジンを投入することになるかもしれない。

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先週末にスパ・フランコルシャン・サーキットで行われたベルギーGPではレッドブルのナンバー1ドライバーであるフェルスタッペンがスタート直後にキミ・ライコネン(アルファロメオ)とクラッシュし、リタイアに終わるというまさかの展開となってしまった。

そのフェルスタッペンは旧スペックエンジンでスパ・フランコルシャン・サーキットに臨んでいたが、週末を通じてホンダエンジンに関する不満を口にしていた。

「我々は金曜日にクビアト(トロロッソ)にスペック4エンジンをテストさせたが、かなり有望だと分かった」

ベルギーGP決勝後にそう語ったレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)は次のように付け加えた。

「マックスが問題を抱えたのは彼のエンジンが非常に挑戦的だったためだ。だが、我々はレースではメルセデスと戦うことができていたはずだ」

フェルスタッペンはスタート直後にレースを終えてしまったものの、ほかのホンダエンジン勢は3台ともにトップ10フィニッシュを達成。

しかも、このレースからピエール・ガスリーに代わってレッドブルF1マシンを駆ったアレクサンダー・アルボンは17番グリッドからスタートして5位でレースを終えるという予想以上のパフォーマンスを発揮してみせた。

ホーナーは、再び高速サーキットに挑戦することになる今週末のイタリアGPではフェルスタッペンもスペック4エンジンを使用することになる可能性が高いと示唆し、次のように語っている。

「モンツァでは(フェルスタッペンも)新しいエンジンを使うことになるかもしれない。だが、まだ確定ではないんだ。それについてはホンダと話し合っているところだよ」

フェルスタッペンもすでに現状で年間に使用できるリミットいっぱいのエンジンコンポーネントを投入しており、もしモンツァでスペック4エンジンを投入すればグリッド後方からのスタートとなる。

だが、高速サーキットのスパ・フランコルシャンでアルボンがいいパフォーマンスを見せたことで、レッドブル・ホンダとしても勇気を持って次戦イタリアGPでフェルスタッペンに新スペックエンジンを搭載させる可能性は高いのではないだろうか。

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