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【レッドブル・ホンダ】フェルスタッペンの2020年残留が確定

2019年08月06日(火)18:35 pm

レッドブルではマックス・フェルスタッペンが2020年もチームに留まることが確定したことで胸をなで下ろしているようだ。

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レッドブルとフェルスタッペンが結んでいる現在の契約は2020年までとなっている。だが、その契約の中には“パフォーマンス条項”とも呼ばれる契約解除条項が盛り込まれていることが明らかとなっていた。

伝えられるところによれば、夏休みに入る前のレースが終わった時点でドライバーズランキング3位以内に入っていなかった場合にはフェルスタッペンが解除条項を行使できるという条件が設定されていたと言われている。

レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、先週末に夏休み前最後のレースであるF1ハンガリーGPが行われたブダペストで次のように語った。

「そうした条項を設けるのは普通のことだよ。我々は新たなエンジンサプライヤー(ホンダ)を迎えたし、パフォーマンスはもちろん重要だからね」

そのハンガリーGPでキャリア初となるポールポジションを獲得したフェルスタッペンは、決勝では惜しくもタイヤ戦略によってメルセデスのルイス・ハミルトンに優勝をさらわれてしまった。

しかし、直近4レースで優勝2回、2位1回と調子を上げてきているフェルスタッペンはドライバーズランキングで3番手をキープしており、解除条項を行使する権利が生じることはなかったと考えられている。

マルコは次のように付け加えている。

「もちろん、それはうれしいよ。だが、内部的にはすでに今後も一緒に続けるということで合意していたんだ」

ちなみに、現時点のドライバーズランキングはハンガリーで今季8勝目をあげたルイス・ハミルトン(メルセデス)が250ポイントを稼ぎ、2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)に62ポイントもの大差をつけている。

フェルスタッペンは現時点で181ポイントを獲得しており、ボッタスとの差を7ポイントに縮めるとともに、3番手に位置しているセセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)との差を25ポイントに広げている。

シーズン前半が終わった時点でのハミルトンとフェルスタッペンの差は69ポイントと、かなり大きな差がついているのは事実だ。だが、夏休み後、今季の残り9レースでフェルスタッペンがどこまでハミルトンとの差を縮めていけるかに注目が集まるのは間違いない。

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