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F1メキシコGPが2020年も存続か?

2019年07月18日(木)18:19 pm

F1メキシコGPが来年も開催される可能性が高まったようだと報じられている。

現在のF1カレンダーには年間21戦が組み込まれている。そして、F1オーナーのリバティ・メディアは2020年にオランダGPを復活させるとともに、新たにベトナムGPをカレンダーに加えることを決定している。

だが、リバティ・メディアはF1チームの負担増を避けるために2020年も年間のレース数は今年と同じ21戦に留める方針であることを明らかにしている。つまり、今年のF1カレンダーに載っているレースの中から2つが来年のカレンダーから抜け落ちることになるわけだ。

そんな中、現在結ばれているF1開催契約が今季限りで切れるサーキットのうち、すでにイギリスGPの開催地であるシルバーストンが2020年から2024年までの新契約を締結したことが明らかとなっている。

さらに、やはり今年で契約満期を迎えるイタリアのモンツァ・サーキットも契約を更新することがほぼ確実な状況だと報じられている。

そうなると、残るのはバルセロナでのスペインGP、ホッケンハイムでのドイツGP、そしてメキシコシティで開催されているメキシコGPということになる。

そしてこのほどドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、少し前まで今年限りでのレース消滅の可能性が非常に高いと考えられていたメキシコが残留に王手をかけたようだと報じている。

同記事によれば、メキシコのレース主催者がリバティ・メディアとの間で来年の契約締結に向けて「基本合意」に達したという。

しかし、このニュースについて質問されたメキシコ出身F1ドライバーのセルジオ・ペレス(レーシングポイント)は次のように答えている。

「最近耳に入ってきたことはある。だけど、ここまでのところはまだ何も確定していないよ」

もしも今回のニュース通りにメキシコGPが来季も継続開催されることになれば、スペインGPとドイツGPが2020年のF1カレンダーから消えるのが確定することになる。

しかし、メキシコGPに関しては政府がこれまで行ってきた支援を停止することがほぼ確実な状況となっており、本当に来年以降も継続できるのかどうかはペレスが言うようにまだ分からないというのが本当のところかもしれない。

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