F1アゼルバイジャンGPの決勝レースまであと3時間を切った時点で、FIA(国際自動車連盟)はキミ・ライコネン(アルファロメオ)を予選失格にすると発表をした。
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■フロントウィング規定違反
FIAの文書によると、予選後のフロントウィングの“たわみテスト”で基準を満たしていなかったようだ。
FIAの文書には「カーナンバー7(ライコネン車)のフロントフラップが60Nの荷重を加えた際に5mm以上たわんだ」と記されており、「スポーティングレギュレーション第3.9.8条に違反」しているとしている。
■ピットレーンからのスタート
これにより、スターティンググリッド8番手だったライコネンはピットレーンからのスタートすることになる。
ピットレーンからのスタートは、ピエール・ガスリー(レッドブル)、ロバート・クビサ(ウィリアムズ)に続き3人目。
アルファロメオは、アントニオ・ジョビナッツィも10グリッド降格ペナルティが決定しており、2台とも後方からのスタートとなる。
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