アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールが、キミ・ライコネンほどやる気に満ちたドライバーはめったにいないと語った。
最近、今年の10月には40歳の誕生日を迎えるライコネンがF1について次のように語ったと報じられていた。
「最近では僕にとって趣味以外の何ものでもなくなっているよ。以前よりも楽しめるようになっているのはおそらくそのせいだね」
タイトルや優勝を争うことが義務となっていたフェラーリから中団グループに位置するアルファロメオに移籍したことで、ライコネンは余計なプレッシャーを抱えることなく純粋にレースを楽しめるようになったということだろう。
だが、バスールは現役最年長F1ドライバーであるライコネンについてスイスの『Blick(ブリック)』に次のように語った。
「キミは我々にとっては贈り物のようなものだ」
「彼は趣味としてやっているというような言い方をしたかもしれないが、私はこれほどやる気に満ちたドライバーと一緒にやったことはめったになかったよ」
そう語ったバスールは次のように付け加えている。
「彼の貢献がエンジニアたちのマシン開発に大いに役立っているよ」
現時点では、ライコネンはトップ3チームであるメルセデス、フェラーリ、レッドブルのドライバーたちに次ぐドライバーズランキング7番手に位置している。