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【レッドブルF1】明治神宮外苑前でのドーナッツターン、実はアドリブだった・・・

2019年03月10日(日)7:10 am

3月9日(土)、観光名所の一つでもある明治神宮外苑いちょう並木で実施された「レッドブル・ショーラン・東京2019」において、レッドブルのドライバー2人が東京の中心地でド派手なドーナッツターンをしてみせ、朝早くから集まった多くの観客を魅了した。

■公道でのドーナッツターンは御法度だった・・・

これまでも横浜、大阪などF1デモランイベントは実施されてきたが、公道でのドーナッツターンは見ることはできなかった。

実は、警察の許可を得て公道を利用させてもらってイベントを実施している関係もあり、公道にブラックマークと呼ばれるタイヤ痕を残すドーナッツターンは厳しく禁止されてきたのだ。

これまでF1デモランを実施してきたドライバーたちは皆「ブラックマークを残さないように慎重に走った」と語ってきた。

■アドリブでやってしまったドーナッツターン

ファンがF1デモランで本当に見たいのはF1の大迫力のドーナッツターンだ。

これまでの経緯もあり、今回も明治神宮外苑のいちょう並木でまさかドーナッツターンが実現するとは誰も思ってもいなかった。

しかし、レッドブルのドライバー2人はファンを楽しませるためにやってくれた。各所にはスピードガンを持ち込み記録用の撮影をしている警察が待機している目の前で、何度も何度も白煙を上げながらドーナッツターンをして観客を湧かせてくれた。

TopNewsが実行委員会に「公道でのドーナッツターンはドライバーに許可していたのか?」と確認したところ、「あれはドライバーのアドリブです・・・」と答えてくれた。

■実は警察は協力的だった

今回、警察は非常に協力的にみえた。カメラを構える多くの報道陣の前にも警察は待機していたが、「邪魔でしょ?あとでしゃがむから」と撮影の邪魔にならないようにしてくれていた。

この後、警察がイベント実行委員会に対して“ドライバーがアドリブで”やってしまったドーナッツターンに対してどのような対応をするかは不明だが、少なくともイベントを中止させず、最後まで協力的に見守ってくれたことには感謝したい。

また、明治神宮外苑いちょう並木での公道デモラン実現に尽力してくれた多くの関係者のおかげで、集まったファン、そしてライブ中継を見ていたファンも大満足の様子だった。

沿道で警備をしている方も「すごい音でしたね!ファン側を向いて警備していたので全然見られなかったけど、あとで動画を観ます!」と興奮している様子だった。

恐らく関わった全員が幸せになるイベントだったことは間違いないだろう。

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