トロロッソ・ホンダは、2019年のダニール・クビアトのチームメートとしてアレクサンダー・アルボンを起用すると発表した。
タイ国籍でロンドン(イギリス)生まれの22歳、アレクサンダー・アルボンは、今シーズンのFIA F2で計3勝を挙げ、タイトル争いをしつつもランキング3位で終えている。
アルボンはカートからレースを開始し、2012年にレッドブル・プログラムに参加した。
2016年にはGP3でシャルル・ルクレールのチームメートとして2位に入った。2017年からF2に参戦し、2018年は2年目のシーズンだった。
1950年代初期にF1に参戦していたプリンス・ビラ以来のタイ人ドライバー誕生となる。
■アレックス・アルボン
「来年、F1にいられるなんて素晴らしい気分だよ。
シングルシーターのキャリアを通して、何度か浮き沈みを経験した。2012年にレッドブルに落とされたけど、その時からF1への道のりはずっと難しくなっていたんだ。
僕は車に乗るたびに印象づけようとして本当に頑張ってきた。僕を信じて、2度目のチャンスを与えてくれたレッドブルとマルコ博士に感謝を述べなければならない。
私はいつもモータースポーツに気が狂ったように熱中してきたし、初めて車に乗って以来、F1にたどり着くことが夢だった。このような機会を与えられて信じられないほどだよ」。