トロロッソ・ホンダは2019年のダニール・クビアト(トロロッソに加入)のチームメートを決定したようだ。
トロロッソ・ホンダは、ルーキーのアレクサンダー・アルボンと契約。タイ国籍で英国育ちのアルボンは、F2でランキング2位と活躍しており、最近、日産とフォーミュラEの長期契約を締結していた。
『Formula Spy』によると、レッドブルはアルボンと日産の契約を解消する交渉がまとまったと報告している。
フォーミュラEの日産のボスであるジャン・ポール・ドロイトは、「アレックス(アルボン)が私に電話をしてきてから、日本にいた(レッドブルの)ヘルムート・マルコが電話をしてきて、交渉プロセスが始まった時、私たちは前に進むために解決策を見つけなければならないことは分かっていた」と語ったという。
ドロイトは、日産はアルボンの進みたい道について「かなり合理的」だったようだ。
「F1に行く機会を得た22歳のドライバーがいる時、彼らにとって何が大切であるかはすべて分かっているよ。それは彼らの人生だ」
「契約を結んでいたから、契約書を片手に戦うことができるのは明らかだが、若い男のキャリアを傷つけることはできないよ」
しかしながらオースティンでは、レッドブルチームのボスであるクリスチャン・ホーナーは、アルボンとトロロッソの契約が決定したことを否定した。
「何も決まったことはない。現時点では推測以外の何物でもない」。
■2012年レッドブル・ジュニアチームの記念撮影をするアルボン。右隣にはカルロス・サインツ(ルノー)、写真左端にはダニール・クビアト(トロロッソに加入)がいる。