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【動画:フォーミュラE】日産、e.damsの株式取得でパートナーシップ強化 日本の自動車メーカー初の挑戦

2018年09月12日(水)17:11 pm

日産自動車株式会社は、日本の自動車メーカーとして初めて「ABB FIAフォーミュラE選手権」へのデビューに向け、同選手権のシリーズタイトル獲得経験を持つe.damsの株式を取得したと発表した。

今回、日産がパートナーシップを強化したe.damsは、30年以上にわたりヨーロッパのオープンホイール・カテゴリーにおいて優れた成績を収めてきたレーシングチームであるDAMSをベースとしており、共同創設者のジャンポール・ドリオがチーム監督を務めている。

フランスのル・マンに拠点を置くe.damsは、日産のアライアンスパートナーであるルノーとパートナーシップを組み、フォーミュラEが発足してから3年連続でチームタイトルを獲得した。またフォーミュラEにおける最多勝利と最多ポールポジション獲得の記録も保持している。

日産のグローバルマーケティング、ブランドストラテジー担当常務執行役員のルー ドゥ・ブリースは、次のように語った。

「日産はフォーミュラEシリーズへの参戦に向け、e.damsとパートナーシップを結ぶことで、彼らの持つレースやチャンピオンシップでの勝利に向けたノウハウを活用することが可能になりました。

フォーミュラEのシーズン5は、参戦する全チームが新開発のマシンとパワートレーンを採用することが義務付けられており、チャンピオンシップはさらに厳しいものになるでしょう。

日産はパートナーシップへのコミットメントの一環として、e.damsの株式を取得しました。ジャンポールや彼のチームとともに戦いに挑めることをとても楽しみにしています」

e.damsのチーム監督であるジャンポール・ドリオは、次のように語った。

「私たちは日産とともに、この先に待ち受ける新たなチャレンジに取り組んでいきます。私たちは、これまでフォーミュラEで築いてきた歴史を大変誇りに思っており、これから新たなパートナー、新たなマシンとともに、シリーズの歴史に新たな1ページを刻むことを、とても楽しみにしています」

シーズン5からより大きなパワーと長い航続距離を実現するGen2マシンが投入されることにより、これまでの4シーズンで、フォーミュラEの特徴として認知されてきたレース中のマシン交換は不要となる。

日産とe.damsは、既にGen2フォーミュラEマシンでのテストを開始している。

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