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エクレストン「アロンソは何度か決断を誤った」

2018年09月05日(水)16:45 pm

前F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、フェルナンド・アロンソは最高レベルのドライバーではあるが、人々の尊敬を集める偉大なドライバーとは言えないと語った。

「彼は間違いなく最高レベルのドライバーだ。だが、彼は何度か間違った決断をしてきた。人生のほかのエリアにおいては、彼は偉大だと言えないのは確かだね」

87歳のエクレストンは、今季限りでF1を引退することを決めたアロンソについてドイツの『Bild(ビルト)』にそう語ると、「無冠の帝王」と呼ばれる元F1ドライバーのスターリング・モスを引き合いに出して次のように付け加えた。

「スターリング・モスは一度もF1チャンピオンにはなれなかった。だが、彼は最も偉大なドライバーのひとりだった」

だが、アロンソが今でも世界中のF1から尊敬されているのは確かだ。とりわけ母国スペインでは崇拝されていると言っても過言ではないだろう。アロンソがいなくなる2019年にはスペインの多くのファンがF1離れを起こすのではないかとの懸念もあるようだ。

しかし、2019年にマクラーレンでアロンソの後任を務めることになるスペイン出身のカルロス・サインツは、アロンソがF1からインディカーに転向したとしてもそれがF1にネガティブな影響を及ぼすことはないと考えている。

「僕はそれを恐れてはいないよ」

母国スペインの『AS』にそう語った23歳のサインツは次のように続けた。

「フェルナンドのおかげで多くのF1ファンがいる。フェルナンドの活躍によって初めてF1ファンになった人たちが多いというのも本当だよ。だけど、彼らがF1ファンであり続けているのは彼らがスポーツとしてのF1が好きだからさ」

「もちろん、フェルナンドと一緒にインディへ行ってしまう人たちもいるだろう。だけど、フェルナンドのおかげでスペインにはものすごく大きなファン層ができていると思っている。それを継承していくことができるよう、僕も全力を尽くすつもりだよ」

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