F1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーが、2018年F1シーズンはここまで満足のいくものとなっていると語った。
「最高レベルのスタードライバー2人による1対1の戦いが繰り広げられている」
ルイス・ハミルトン(メルセデス)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に言及したキャリーはドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように続けた。
「F1の強みは、サッカーと同じようにお互いに競い合うチームがあることだ。だが、我々にはそれに加えてこうした人間対人間の戦いもある。大きく性格が違う2人が競い合うのは電撃的ですらあるよ」
「ベッテルとハミルトンの戦いはジョン・マッケンローとジミー・コナーズの戦いと同じくらい壮大だよ。どちらも持てる力をすべて発揮して戦う素晴らしいチャンピオンだし、彼らの場合はいずれも5回目のタイトル獲得がかかっている」
1980年台に活躍したテニスプレイヤーたちを例にあげてそう語ったキャリーは、次のように付け加えた。
「それに、ハミルトンはいろんな身ぶり手ぶりで我々にほかの楽しみも与えてくれるしね」