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【F1】2019年は追い抜き増えるか?来季型のシンプルなフロントウイングを3チームがテスト

2018年08月01日(水)5:01 am

7月31日(火)、F1インシーズンテストがF1ハンガリーGPが行われたハンガロリンクで初日を迎え、3チームが2019年型のシンプルなフロントウイングをテストした。

今年5月、追い越しを増やす目的で来シーズンからフロントウイングをよりシンプルでワイドにすることが決定した。

今回のテストでは、3チームが今年より200mm幅広(1800mmから2000mmへ)で25mm奥行きが深くなり、よりシンプルなエンドプレートとウイング類パーツを搭載した暫定版フロントウイングで走行をし、2019年に向けてデータ収集を行った。

新しいフロントウイングのテストを担当したのはダニエル・リカルド(レッドブル)、オリバー・ローランド(ウィリアムズ)、ニコラス・ラティフィ(フォース・インディア)の3人だ。このテストに参加した3チームは、2日目の水曜日にセットアップに取り掛かる時間が与えられる。

■2019年の空力変更項目

・より幅広でシンプルなフロントウイングとなり、気流をタイヤの外側へ逃がす手法は制限される。

・フロントブレーキダクトが簡素化され、ウイング類が廃止される。

・リアウイングはより幅広く、奥行きも深くなる。

その他は、以下の要件が追加される。
・2019年からはレース用燃料搭載量を増やしてドライバーが長時間フルパワーで走れるようにする。
・ドライバーの体重差を無くすため、ドライバーとシートを80kgと規定する。
・ドライバーにバイオメトリックグローブを着用させる。

■2019年型のシンプルなフロントウイング

■レッドブル、フォース・インディアも2019年型のシンプルなフロントウイングを試している

■2018年型フェラーリのフロントウイング

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