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【FP2レポート】ホンダはトップ10圏内に フェラーリとレッドブルが好調/F1ハンガリーGP

2018年07月27日(金)23:59 pm

2018年F1第12戦ハンガリーGPが7月27日(金)、ハンガロリンク(全長4.381km)で開幕。現地時間15時(日本時間22時)から行われたフリー走行2回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。

●【画像:FP2結果】2018年F1第12戦ハンガリーGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

セッション中の降雨も心配されたセッションだが、序盤はドライバーたちが違うコンパウンドのタイヤでセッションを開始。各チームが最初の走行プログラムを終えた時点ではマックス・フェルスタッペンがトップ、それにダニエル・リカルドが続き、レッドブル勢が存在感を強くアピール。その次の位置にメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが並ぶという形となった。

セッション開始から30分が過ぎたころ、ベッテルが3強チーム勢では先陣を切って最も軟らかいコンパウンドのウルトラソフトタイヤでショートランを開始。ここでベッテルは1分16秒834のトップタイムをマークする。

序盤にトップに立っていたフェルスタッペンもウルトラソフトに交換。1分16秒台に乗せるものの、わずか0.074秒差でベッテルのタイムには届かなかった。

3番手にはリカルド、4番手にキミ・ライコネン(フェラーリ)が続く展開となり、メルセデス勢はウルトラソフトではあまりペースが上がらず、ハミルトンが5番手、ボッタスが6番手にとどまった。

トップ3チームに次ぐ最上位となる7番手には今季3基目のフェラーリPUを投入したハースのロマン・グロージャンが入り、それにルノーのカルロス・サインツ、ホンダPUを搭載するトロロッソのピエール・ガスリー、メルセデスPUを搭載するフォース・インディアのエステバン・オコンが続いた。

セッション後半は各チームともに決勝を想定したロングランプログラムを展開。ここでもフェラーリとレッドブルがかなりいいペースを示し、ここまでのところでは今週末はフェラーリ対レッドブルという構図となりそうな様相を呈している。

期待のトロロッソ・ホンダは、ガスリーが9番手となってトップ10に食い込んだが、チームメートのブレンドン・ハートレーは15番手でこのセッションを終えている。

しかし、タイム的にはベッテルとフェルスタッペンだけが1分16秒台に突入し、その他の3強チームドライバーは1分17秒台だったものの、7番手のグロージャンから15番手のハートレーまでの15台が1分18秒台の中でひしめき合う展開となっており、明日の予選でもかなりの接戦が予想される状況となっている。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:16.834
2番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:16.908
3番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:17.061
4番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:17.153
5番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:17.587
6番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:17.868
7番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:18.065
8番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:18.495
9番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ) 1:18.518
10番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:18.761

F1ハンガリーGPフリー走行3回目は、明日の日本時間19時から始まる。

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