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【予選レポート】ホンダはQ1敗退 ハミルトンに大波乱/F1ドイツGP

2018年07月22日(日)0:03 am

2018年F1第11戦ドイツGPが7月21日(土)、ホッケンハイムリンク(全長4.574km)で2日目を迎え、現地時間15時(日本時間22時)から行われた予選でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。今季5回目、通算55回目。

●【画像:予選結果表】2018年F1第11戦ドイツGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、使用タイヤ、周回数

【予選Q1】ハミルトンにトラブル発生

現地時間午前中に行われたフリー走行3回目はウエットコンディションとなったものの、予選が開始されるころには雨もあがって路面は十分にドライタイヤで走行可能な状態となっていた。

18分間で行われたQ1では、フェラーリ勢が順当に好タイムを刻む中、最初のアタックを終えた時点ではトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが14番手、ブレンドン・ハートレーが17番手とQ1突破が危ぶまれる位置にとどまる。

Q1終盤のアタックが開始されるとそれまでノックアウトゾーンの16番手以下に位置していたカルロス・サインツ(ルノー)やセルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)がタイムを縮めていく。

Q1突破を狙ったトロロッソ・ホンダ勢はタイムを縮めることができず、結局ガスリーは17番手、ハートレーは18番手と2台そろってQ1敗退となってしまった。

Q1セッションの終了時間間際にルイス・ハミルトン(メルセデス)のマシンにトラブルが発生。ハミルトンは止まってしまったクルマを懸命に押してピットにまで戻そうとする姿勢を見せたが、結局そこであきらめるしかなかった。ハミルトンはQ2進出には十分なタイムを刻んでいたものの、ここで予選を終えることになってしまった。

Q1でトップタイムを刻んだのはキミ・ライコネン(フェラーリ)だった。

Q1でノックアウトされた16番手から20番手までのドライバーは以下の通り。
16番手エステバン・オコン(フォース・インディア)、17番手ピエール・ガスリー(トロロッソ)、18番手ブレンドン・ハートレー(トロロッソ)、19番手ランス・ストロール(ウィリアムズ)、20番手ストフェル・バンドーン(マクラーレン)。

【予選Q2】アロンソ5戦連続Q3に届かず

15分間で争われたQ2では、まずバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを刻み、それにフェラーリのライコネンとベッテルが続いていく。

レッドブルのマックス・フェルスタッペン、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは決勝でのタイヤ戦略をにらんでここに持ち込まれたドライタイヤの中で中間に位置するソフトタイヤでこのセッションに臨んでいく。

ところが8名のドライバーがタイムを刻んだところで、マーカス・エリクソン(ザウバー)がターン13でコースオフしてグラベルに突っ込んでしまう。エリクソンはなんとか自力でグラベルを抜け出したものの、その際に大量の砂利をコース上にまき散らしてしまった。これにより、赤旗が振られてセッション中断となる。

残り時間7分弱のところでQ2が再開されると、ソフトタイヤで思うようなタイムが出せていなかったフェルスタッペンとアロンソも一番軟らかいコンパウンドのウルトラソフトタイヤで走行を開始する。

フェルスタッペンは2番手タイムを刻んでQ3進出を決めたものの、アロンソは11番手に終わり5レースぶりのQ3進出を逃している。

規定数を超えるPUコンポーネント投入によるグリッド降格ペナルティーを受け、決勝を最後尾からスタートすることが確定しているダニエル・リカルド(レッドブル)はQ2の出走を見合わせた。これにより、同じく出走不能となったハミルトンが14番手、リカルドが15番手で予選を終えることが確定した。

Q2でノックアウトされた11番手から15番手までのドライバーは以下の通り。
11番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、12番手セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)、13番手マーカス・エリクソン(ザウバー)。Q2に出走しなかったルイス・ハミルトン(メルセデス)が14番手、ダニエル・リカルド(レッドブル)が15番手で予選を終えた。

Q2でトップタイムを刻んだのはボッタスだった。

【予選Q3】ベッテルが地元ファンの前で圧巻のポール

12分間で戦われたQ3では、最初のアタックでベッテルが1分11秒539の暫定ポールタイムを刻み、2番手にボッタス、3番手にライコネン、4番手にフェルスタッペンが続く展開となった。

そして迎えたQ3終盤、ライコネン、ボッタス、ベッテルの順でポールポジションをかけた最後のアタックが開始される。このうち最初にアタックを開始したライコネンがベッテルの暫定ポールタイムには届かなかったもののボッタスのタイムを上回って2番手に上がる。

このときボッタスはセクター1、2と自己ベストでつないではいたもののベッテルの暫定ポールタイムばかりかライコネンのペースからもやや遅れていた。

これでフェラーリのフロントロウ独占が確定かと思われたが、ボッタスが最終セクターで最後の踏ん張りを見せてベッテルの暫定ポールタイムを塗り替えてトップに立つ。

ところが、その後ろでアタックしていたベッテルがボッタスのタイムをさらにコンマ2秒も更新し、地元ドイツでのポールポジション獲得に成功した。ベッテルのドイツGPでのポールポジション獲得はニュルブルクリンクで開催された2013年以来となる通算2回目。ホッケンハイムでのポール獲得はこれが初となる。

ボッタスは結局予選を2番手で終え、フェラーリの最前列独占を阻止。明日の決勝では14番グリッドスタートとなるハミルトンを援護するためにもなんとかフェラーリ勢を攻略してスタートで前に出たいところだ。

このところ3強チームに次ぐ4番手が定位置となりつつあるハースだが、ドイツでもケビン・マグヌッセンが5番手、ロマン・グロージャンが6番手と中団グループトップの位置を確保している。

7番手8番手にはルノー勢が続き、9番手に今季最も注目を集めるルーキードライバーのシャルル・ルクレールが入った。ルクレールは前戦イギリスGPから2戦連続で通算3回目のQ3進出となった。

現時点では暫定ではあるが、トロロッソ・ホンダ勢はリカルドのグリッド降格により、明日の決勝をガスリーが16番グリッド、ハートレーが17番グリッドからスタートすることになる。

■予選トップ10ドライバー

ポールポジション/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:11.212
2番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:11.416
3番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:11.547
4番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:11.822
5番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:12.200
6番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:12.544
7番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:12.560
8番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:12.692
9番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:12.717
10番手/セルジオ・ペレス(フォース・インディア) 1:12.774

F1ドイツGP決勝は、明日の日本時間22時10分にスタートする。

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