ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

【決勝レポート】ベッテル通算50勝達成 ホンダは惜しくもポイントに手が届かず/F1カナダGP

2018年06月11日(月)5:45 am

2018年F1第7戦カナダGPが6月10日(日)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(1周4.361km)で3日目を迎え、現地時間14時10分(日本時間11日3時10分)から行われた決勝でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が優勝した。今季3勝目、通算50勝目。

●【画像:決勝レース結果】2018年F1第7戦カナダGP決勝レースのタイム、周回数、ピット回数

■ハートレーとストロールが1周目にクラッシュ

スタート直後の1周目に16番グリッドからスタートした地元カナダ出身のランス・ストロール(ウィリアムズ)が大きく順位アップ。ところが12番グリッドスタートのブレンドン・ハートレー(トロロッソ)の前に出ようとした際に両者がクラッシュするというアクシデントが発生。2台はここでリタイアとなり、セーフティカーが導入されるという展開となる。

5周目にレースが再開されると9番手のカルロス・サインツ(ルノー)を追い抜こうとした10番手のセルジオ・ペレス(フォース・インディア)が接触。ペレスが大きくコースオフして順位を落としてしまうというシーンも展開された。

こうした混乱の中、ザウバーのシャルル・ルクレールが10番手、14番手グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が11番手に、規定数を超えるPU投入によるグリッド降格ペナルティを受けて19番グリッドからスタートしたピエール・ガスリー(トロロッソ)も13番手に順位を上げた。

その後トップのベッテルは2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)とのギャップを開きながら安定したペースでレースをリードしていく。ガスリーはその後コース上でハースのケビン・マグヌッセンをとらえて12番手に順位を上げる。

■リカルドがピット戦略でハミルトンを攻略

レースが16周目に入ったところでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がピットに入り、ここに持ち込まれたドライタイヤの中で一番硬いコンパウンドのスーパーソフトタイヤに交換するとダニエル・リカルド(レッドブル)もその次の周にこれに続いた。リカルドはこのピット作業でハミルトンの前に出ることに成功。事実上の4番手に浮上する。

20周前後に中団グループ勢なども続々とピットに入ってスーパーソフトタイヤへの交換を行い始めるが、トップのベッテル、ボッタス、そして暫定3番手を走行するキミ・ライコネン(フェラーリ)はピットインのタイミングを遅らせてスタートタイヤのままで走行を続ける。

その後方ではやはりタイヤ交換を行っていないガスリー、マグヌッセン、ロマン・グロージャン(ハース)が暫定の7番手、8番手、9番手に順位を上げた状態となる。だが、マグヌッセンは22周目、ガスリーも24周目にピットに向かい、ガスリーはその時点で暫定13番手に位置する。

33周目に3番手を走行していたライコネンがピットイン。ライコネンはハミルトンの後ろ6番手でのコース復帰となった。37周目には2番手走行のボッタスがピットイン。38周目にはトップのベッテルもこれに続き、いずれもスーパーソフトに交換する。この時点で後続ドライバーたちとの間に十分なギャップを築いていた2人は順位を落とすことなく、ベッテルがトップ、ボッタスが2番手のままでコース復帰を果たした。

■アロンソの300戦目は無念のリタイア

レースが40周を過ぎたとき、11番手を走行していたアロンソがスローダウン。アロンソはそのままピットに戻り、記念すべき通算300戦目のF1をリタイアで終えることになった。

このアロンソの離脱によりルクレールが11番手、ガスリーが12番手に浮上。50周目にはその時点で9番手に位置していたグロージャンがタイヤ交換のためにピットに入ったことから、ルクレールとガスリーはそれぞれひとつずつ順位を上げた。

■ベッテルがランキングトップに復帰

その後は大きな変動もなく、ベッテルが先頭のままファイナルラップとなる70周目に入った。ところが、ここで誤ってチェッカーフラッグが振られるというハプニングが発生。ルールにより、本来70周で行われるはずだったカナダGP決勝は68周終了時点で正式終了ということになった。

ともあれ、ベッテルは今季第2戦バーレーンGP以来となる今季3勝目を達成。通算勝利数も50に伸ばした。ハミルトンがこのレースを5位で終えたことから、ここでベッテルがまたランキングトップに返り咲き、ハミルトンが1ポイント差の2番手に下がっている。

■決勝トップ10ドライバー(暫定)

優勝/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2位/バルテリ・ボッタス(メルセデス)
3位/マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4位/ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位/ルイス・ハミルトン(メルセデス)
6位/キミ・ライコネン(フェラーリ)
7位/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
8位/カルロス・サインツ(ルノー)
9位/エステバン・オコン(フォース・インディア)
10位/シャルル・ルクレール(ザウバー)

新スペックPU導入で期待されたトロロッソ・ホンダだが、12番グリッドスタートでポイント獲得が期待されたブレンドン・ハートレーは1周目にクラッシュしてリタイアという結果だった。だが、最後列19番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーはあと一歩でポイント獲得という11番手にまで順位を上げ、2週間後に行われる母国レースに向けて弾みがつく1戦となった。

その次戦2018年F1第8戦フランスGPは6月22日(金)の現地時間12時(日本時間19時)に開幕。決勝は同24日(日)の現地時間16時10分(日本時間23時10分)にスタートする。

●【動画】ハートレーとストロール、1周目のクラッシュシーン/F1第7戦カナダGP決勝レース
●【クラッシュ画像】ハートレーとストロール、1周目にクラッシュしリタイア/F1第7戦カナダGP
●【画像】300戦目のアロンソ、リタイア「僕らの週末ではなかった」/F1第7戦カナダGP
●【動画】アロンソ、300戦目はリタイア/F1第7戦カナダGP

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