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レッドブルがフェラーリのDRSを疑問視

2018年05月31日(木)18:30 pm

フェラーリの2018年型F1マシンSF71Hにまた新たな疑惑が浮かんできているようだ。

今季のフェラーリF1マシンだが、第5戦スペインGPではバックミラーをコックピット保護装置“ハロ”に装着するという試みを導入したものの、ミラーを支えるパーツが空力効果を生む可能性があるとしてF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)ではそれを第6戦モナコGP以降は使用禁止としていた。

さらに、モナコではその前からささやかれていた基準値以上のオイル燃焼疑惑や、バッテリーの不正使用疑惑に関してFIAがフェラーリF1マシンの調査を行ったものの、その結果特に違反を示すものはなかったと発表されている。

だが、次戦F1第7戦カナダGPではフェラーリがバッテリー関連のソフトウエアを新しくすることが分かっており、FIAのチャーリー・ホワイティング(F1競技委員長)もそこでも引き続き調査を行うことが必要だろうとしている。

そしてさらに別の疑惑の目がフェラーリに向けられているようだ。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、レッドブルがフェラーリのDRSシステムに疑いの目を向けているようだ。

DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)とは、追い抜き増加を目的に2011年から導入されたシステムで、2台が接近したバトルを行っている際に後ろのクルマのみ所定のDRSゾーンにおいてリアウイングのフラップを開いて空気抵抗を減らし、一時的に最高速を上げて追い抜きをしやすくするという機能を持っている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、レッドブルはフェラーリのDRSは許容された6.5cmよりも大きく開いているとの疑いを抱いているのだという。

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