今季ウィリアムズのリザーブドライバーを務めるロバート・クビサが、今年のウィリアムズF1マシンの欠点はパフォーマンス不足だけではないと認めた。
■気持ちよく運転できない今季のウィリアムズF1カー
今季のF1第4戦スペインGPが行われたバルセロナでは、今年ウィリアムズからF1デビューを飾ったロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンが週末を通じてクルマの乗り心地の悪さに苦しめられていたと次のように語っていた。
「誰かを困らせることがないようにこういうふうに言っておこう。問題はシートの快適さなんだ」
シロトキンが言及したシートの問題にはチームメートのランス・ストロールも同様に苦しめられているようだ。
■その問題は11月から分かっていた
そしてクビサも今季のウィリアムズF1マシンFW41は確かにその問題を抱えていると認め、『Eleven Sports(イレブン・スポーツ)』に次のように語った。
「このクルマの乗り心地はあまりよくないよ。だけど、それは(2017年の)11月から分かっていたことなんだ」
「この問題は冬の間に解決されておくべきだったんだ。政略的によく見せようとすべてがうまくいっているふりをするのではなくね」
そう語った33歳のポーランド人ドライバーは次のように付け加えた。
「僕は運転するわけじゃないから、これ以上のことは言わないよ」