F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が、フェラーリの2018年型F1マシンSF71Hは100%合法であると認めた。
フェラーリの2018年型車に関しては、エンジンスタート時に異常なほど白煙を上げることや、第3戦中国GPにおいてコーナリング時に通常とは異なる音が発生していたと認められたことから、FIAがその合法性について調査に入ったと報じられていた。
さらに、セバスチャン・ベッテルのクルマのステアリングには通常はない謎のレバーも設けられていると伝えられていた。
だが、このレバーに関し、ある技術専門家はドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に対し、ほぼ間違いなくあれはクラッチを作動させるための補助装置だろうと語っている。
そして、今季のF1第4戦アゼルバイジャンGPが開催されているバクーでフェラーリ2018年型車の合法性に関して質問を受けたFIA技術部門のジョー・バウアーは次のように答えた。
「フェラーリのクルマは完全に違法ではない」