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【FP3レポート】トップはまたもフェラーリ ホンダもトップ10キープ/F1バーレーンGP

2018年04月07日(土)22:32 pm

2018年F1第2戦バーレーンGPが4月7日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキット(1周/5.412km)で2日目を迎え、現地時間15時(日本時間21時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのキミ・ライコネンが昨日のフリー走行2回目に続いてトップタイムを刻んだ。

●【FP3結果】F1第2戦バーレーンGPのタイム差、周回数

気温がまだ高い午後に行われるこのセッションは、日没時刻後に行われる予選とはコンディションがかなり違うことから、各チームもインストレーション後にかなり時間を置く展開となり、本格的な走行が開始されたのは開始15分を回ったあたりからだった。

まずは昨日のフリー2でトップに立つなど好調な走りを見せたライコネンが先陣を切ってタイム計測を開始。それに追随するようにチームメートのセバスチャン・ベッテルやメルセデス勢がコースへと入っていく。

ところが、ここでベッテルの右側のサイドポッドに設けられたバージボードが脱落しかけるという異変が発生。ベッテルはそのままピットへ戻らざるを得ない状況となった。

序盤はメルセデス勢以外の多くのドライバーがソフトタイヤで走行を開始するが、昨日のフリー2では最下位に終わったトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが4番手タイムを刻んで見せた。伝えられるところによれば、今日はハートレーも昨日チームメートのピエール・ガスリーが装着していた新しい空力パーツを装着したようで、その効果がかなり大きく発揮されたようだ。

一時はハートレーに続いてガスリーも5番手につけるなど、トロロッソ・ホンダ勢がいい形でセッションをスタート。その後少し順位を下げたものの、2台ともに大きなトラブルもなく順調に走行を重ねた。

セッションが終盤に差し掛かると、各ドライバーが一番軟らかいスーパーソフトタイヤでのショートランを開始する。ここでもライコネンが速さを見せて1分29秒868のトップタイムをマーク。マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドのレッドブル勢がそれに続くも、ライコネンにはコンマ5秒以上の差をつけられる展開となった。

規定外ギアボックス交換により決勝では5グリッド降格ペナルティーを受けることが確定しているメルセデスのハミルトンは4番手、パワーユニットのドライバビリティーに不満を訴えていたベッテルを5番手ではさみ、メルセデスのボッタスが6番手となるなど、メルセデス勢にはいつもの勢いが感じられないまま予選前最後のセッションの終了時刻を迎えた。

トロロッソ・ホンダ勢はガスリーが9番手に入り、ここまで3セッション連続でトップ10圏内をキープ。チームメートのハートレーも11番手と、このあと行われる予選に向けて期待が持てる位置につけている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:29.868
2番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:30.393
3番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:30.452
4番手/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) 1:30.691
5番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:30.719
6番手/バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG) 1:30.781
7番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:31.144
8番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:31.200
9番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ) 1:31.438
10番手/フェルナンド・アロンソ(マクラーレン) 1:31.445

F1バーレーンGP予選は、このあと日本時間24時から始まる。

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