F1開幕戦オーストラリアGPを翌週に控えた17日(土)、ホンダが「Red Bull Toro Rosso Honda DAY in TOKYO」と題して六本木ヒルズアリーナでキックオフイベントを開催した。
その中のトークショーで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがF1までの道のりを自らの言葉で紹介した。
■ピエール・ガスリー(22歳)
「僕は6歳からカートを始めて、14歳からフォーミュラカーに移って、F4、フォーミュラ・ルノー(チャンピオン)、GP2(チャンピオン)、昨年は日本のスーパーフォーミュラ(年間2位)を走って、F1に辿り着いたんだ。
スーパーフォーミュラに参戦していた昨年は、地元フランスより多くの時間を日本で過ごしていたから、日本に戻って来られて嬉しいよ。日本の食事、人が大好きだし、今日は昨年よりもさらに大勢のファンが集まって歓迎してくれて本当に嬉しいよ」。
■ブレンドン・ハートレー(28歳)
「父も元レーシングドライバーなんだ。ガスリーとキャリアは似ていて6歳からレースを始めた。少し違うのは実兄が先に始めていて応援しに行っていたんだ。僕は12歳でカートを卒業し、フォーミュラカーに移っていった。
15歳でレッドブルに声を掛けられてレッドブル・ジュニアに加入し、故郷ニュージーランドからヨーロッパに移住して、フォーミュラ・ルノー(チャンピオン)、F3(年間3位)などステップアップした。そして(レッドブル解雇、WEC王者、ル・マン24時間制覇などを経て)6歳からの夢だったF1ドライバーになれたんだ」。
レッドブル・トロロッソ・ホンダから初めてのフル参戦を果たす2人のドライバーは、子どもの時からの夢であるF1ドライバーとなり、ホンダのワークス体制も得て、いよいよ来週からF1開幕戦オーストラリアGPに臨む。