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【マクラーレン・ホンダ】マレーシアでもシャシー性能の高さが有利に働くはず

2017年09月26日(火)17:12 pm

マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)が、セパン・インターナショナル・サーキットで行われる2017年F1第15戦マレーシアGP(10月1日決勝)に向けて意気込みを語った。

■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「セパンが我々にとって厳しいところであることは否定しようがない。パッケージにとっても、ドライバーたちにとってもね。ここでは1年を通じて最高気温や最高レベルの湿度となることがあるんだ。我々の2人のドライバーはグリッドにおいて最高レベルに屈強だし、彼らがいつものように今週末に向けてもうまく準備を行って臨むであろうことに疑う余地はない。また、こうしたコンディションはエンジニアにとってもかなりユニークな技術的課題を提供することになる。週末を通じて冷却とパフォーマンスに関して最高の妥協点を見つけなければならないからね」

「パフォーマンスに関しては、もちろん土曜日(予選)にはQ3を狙っていくし、過去2レースでは実際にそれを達成できていた。しかし、このサーキットは純粋なラップタイムに関してはシンガポールのような具合にはいかないだろう。さらに、厳しいコンディションのもとでは信頼性がこれまで以上に重要になる。信頼性のあるクルマでなければポイント獲得は難しいし、1周目の混乱も避ける必要がある。口で言うのは簡単だがね」

「とは言え、我々のドライバーたちはMCL32(2018年型車)のバランスはいいし、世界中どこで走っても低速コーナーでの加速力もあると報告してきている。こういう要素がこうした特性を持つサーキットでも有利に働くはずだよ」

「19年にわたって素晴らしいレースを行ってきたセパン・インターナショナル・サーキットに心からのお別れを言いたいと思っているし、マレーシアのファンの前でそれにふさわしいパフォーマンスを示すことができるよう期待している」

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