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【正式発表】2018年からアストンマーティンがレッドブルのタイトルスポンサーに。レッドブル・ホンダはない?

2017年09月25日(月)18:53 pm

レッドブルが25日(月)に声明を出し、2018年からアストンマーティンをタイトルスポンサーに迎えることを正式に発表した。これにより、2018年のレッドブルの登録名称は「アストンマーティン・レッドブル・レーシング」となる。

イギリスを代表する高級自動車メーカーであるアストンマーティンはすでにレッドブルのスポンサーを務めていたが、2018年からはタイトルスポンサーとなるとともに、技術パートナーとしての関係もさらに強められることになる。

ミルトンキーンズにあるレッドブルのファクトリー敷地内に年内にもアストンマーティンとの共同研究施設であるアドバンスト・パフォーマンス・センターがオープンされる計画となっており、そこではF1マシンや市販車のための研究開発作業が進められていくことになるようだ。

アストンマーティンはすでに2016年からレッドブルとの共同プロジェクトを通じて究極のスポーツカーとも形容される「Valkyrie(ヴァルキリー)」の設計開発を行ってきていたが、今後さらに新たな製品を追加していくことも計画されているという。

■クリスチャン・ホーナー(レッドブル/チーム代表)のコメント

「アストンマーティンとのイノベーション・パートナーシップはその初日から先駆的なプロジェクトとして存在してきた。2016年には一緒にアストンマーティン・ヴァルキリーという非常に素晴らしいクルマを創り上げてきており、今年もその関係を継続している。そして今後さらにそのパートナーシップを強化し、2018年にはアストンマーティン・レッドブル・レーシングとして戦うことができるのを光栄に思っている」

「これに加え、100名以上のアストンマーティンのスタッフたちがここミルトンキーンズの敷地内に設けられる新たなアドバンスト・パフォーマンス・センターで仕事をすることになるが、これによって我々がアストンマーティンとともに特別かつ公平なイノベーションを目指す新たなプロジェクトを一緒に展開できることになる」

■アンディ・パーマー(アストンマーティン/社長兼CEO)のコメント

「タイトルパートナーとなることは、我々とレッドブル・レーシングのイノベーション・パートナーシップにおける論理的な新たなステップだ。生まれ変わったF1は世界に受け入れられている。パワーユニットに関する話し合いには興味を抱いているが、それは環境が整った場合に限られる。コストやテスト時間に制限がない状況でエンジン・ウォーに加わるつもりはない。だが、もしFIA(国際自動車連盟)が正しい環境を整備することができれば、我々も(F1参入に)興味を抱くことになると考えている」。

レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、2018年からホンダを搭載する。2018年のホンダの結果次第では、“レッドブル・ホンダ”誕生もあり得るとうわさされているが、その時“アストンマーティン・レッドブル・ホンダ”となると自動車メーカー2社の名前が並ぶことになる。

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