ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが、もし来年フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が自分のチームメートになることがあっても全然かまわないと語った。
■ルノー加入のうわさもあるアロンソ
来季に向けた去就に注目が集まっているアロンソだが、これまでのうわさでは2005年と2006年にF1タイトルをとったときの所属チームであるルノーへの復帰もあるのではないかと言われている。
だが、現在のルノーF1を率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)は、今のルノーはまだF1タイトル争いができるチームではないし、アロンソを迎え入れる準備は整っていないと語っていた。
■ルノーにはクビサ復帰のうわさも
その後、ルノーではやはりかつてドライバーを務めていたロバート・クビサを2018年に復帰させるのではないかとのうわさもささやかれている。
さらに、最近のうわさではそのための準備として、今季の第15戦マレーシアGP(10月1日決勝)で金曜フリー走行1回目で走行するのではないかとも言われている。
■誰が来ても関係ないとヒュルケンベルグ
こうしたうわさに関して、ヒュルケンベルグは『Sport1(シュポルト1)』のコラムに次のように書いている。
「僕は来季のドライバーに関するうわさなんてまったく気にしていないよ。それが僕にとって直接的な影響を及ぼすとは思っていないからね」
「僕は長期的にルノーとやることになっている。チームが成長するために取り組むのは楽しいよ」
「もちろん、僕もアロンソやクビサが僕たちのチームに加わるんじゃないかと言われていることは知っているよ」
「ロバートが復帰できれば、間違いなく彼にとってもスポーツ界全体にとってもいいことだろうね」
■アロンソを恐れることはない
そう述べたヒュルケンベルグは、仮にアロンソがチームメートになっても一向にかまわないと考えているようだ。
「フェルナンドは、僕たちのチームにとってはまさにヘビー級選手を迎えるようなものだろう。僕は全然気にしないけれどね」
「それどころか、彼は僕にとっていい指標になるだろうし、素晴らしい挑戦になると思うよ」
そう主張したヒュルケンベルグは、次のように付け加えている。
「僕は自分が彼の後ろに隠れる必要があるなんて思っていないよ」