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ペナルティーに不満のライコネンに「ルールはルールだ」とF1競技委員

2017年08月29日(火)11:43 am

先週末に行われた今季のF1第12戦ベルギーGPで競技委員を務めていた元F1ドライバーのミカ・サロが、裁定に不満を訴えたフェラーリのキミ・ライコネンをばっさりと切り捨てた。

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ベルギーGP決勝がスタートから8周目を迎えたとき、突然レッドブルのマックス・フェルスタッペンのクルマにトラブルが発生。フェルスタッペンは有名なオー・ルージュに続くケメルストレートの途中でクルマを止めてしまった。

このとき、フェルスタッペンのF1カーをコース外に出すためにその区間では黄旗が二重振動され、ドライバーに十分な減速を促していた。

だが、ライコネンはアクセルを緩めることなくその区間を通過してしまい、後に黄旗を無視したペナルティーとして10秒間のストップ&ゴーが科せられた。

それによってレッドブルのダニエル・リカルドに先行を許して3位表彰台を逃すこととなったライコネンは、そのときコース上には危険はなく、そのペナルティーはあまりにも重すぎると不満をもらしていた。

しかし、ライコネンと同じフィンランド出身のサロは、今回のペナルティーについてフィンランドのテレビ局『C More(セイ・モレ)』に次のように語った。

「黄旗が二重振動されていたのは事実だ」

「我々が得た情報によれば、キミを除く全員があそこでアクセルを緩めていた」

「コース脇のフェンスではマーシャルたちがクルマを押していた。何が起こるか分からない状況だし、キミが勝手に判断することは許されない」

1999年にはフェラーリのドライバーを務めたこともあるサロは次のように付け加えた。

「ルールはルールなんだ。単純な話だよ」

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