ロバート・クビサが、9月末に開催されるF1マレーシアGPで2017年モデルのルノーをドライブする可能性が出てきた。
先月、ロバート・クビサはハンガリーGP後に行われたテストでルノーをドライブし、印象的なパフォーマンスを披露した。
しかし、ルノーのボスであるシリル・アビテブールは、6年前のラリーで致命的なクラッシュをしたクビサが、F1へ復帰するのに十分な準備ができている事を確認するには不十分だという。
「我々は、そのテストから得たいと思っていた答えをすべて持っているわけではないんだ」
「完璧な世界(F1)では、このタイプのテストをさらに行い、彼と我々が望むレベルで再びレースができるかどうかを見極める必要がある。それは可能かもしれないし、不可能かもしれない」
そんな中、『Speedweek(スピードウィーク)』によると、セパンで開催されるF1マレーシアGPの金曜日フリー走行で、クビサが自分自身のパフォーマンスを証明する新たなチャンスを与えられるかもしれないと報じている。
現時点では、アビデブールはこの件について何も明らかにしていない。
「私は推測するような事を作りたくはない。ロバートが戻ってくるのを一般の人々が関心を持っている。だから私はこれ以上の義務がある事をチームに伝えたくないんだよ」
「我々は全員、ロバートが戻ってくる事を望むだろう。しかし、それは意味をなさない」。