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フェルスタッペンの辛抱にも限界があるとマネジャー

2017年07月25日(火)18:32 pm

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の辛抱にも限界がある。

そう主張したのはフェルスタッペンのマネジャーを務めるレイモンド・フェルミューレンだ。

■フェラーリ移籍もうわさされるフェルスタッペン

2015年にレッドブルのジュニアチームであるトロロッソからF1デビューを飾ったフェルスタッペンは、翌2016年のF1第5戦スペインGPからレッドブルに昇格。そのレースで見事にF1初優勝を果たしている。

今季大きくレギュレーションが変わったことにより、タイトル争いにもからんでくるのではないかと予想されていたレッドブルだが、現時点ではフェラーリ、メルセデスAMGに次ぐ3番手の位置に沈んでしまっている。

さらに、搭載するルノー製パワーユニットの不調もあって今季ここまでの10戦中5戦をリタイアで終えたフェルスタッペンは、現時点ではドライバーズランキング6番手にとどまっている。

19歳となったフェルスタッペンに関しては、フェラーリが食指を動かしているようだとのうわさもある。だが、フェルスタッペンは2019年までレッドブルの契約下にあり、レッドブル首脳もフェルスタッペンがほかのチームに移籍することは不可能だと主張している。

■レッドブルがフェルスタッペンを手放す可能性は?

フェルミューレンは、現在の状況についてフェルスタッペンの母国オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌に次のように語った。

「マックスがデビューして以来、常に興味の対象となってきていた」

「ほかのチームも彼と契約を結びたがっていたが、我々はレッドブル・レーシングとともに勝利することを願っている。レッドブルもマックスが彼らにとってのスターだと考えており、彼を売るつもりはないだろう」

■忍耐にも限界があることを理解すべき

だが、レッドブルとトロロッソの2チームをF1に送り込んでいる世界的エナジー飲料メーカー、レッドブル社のオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、常々ほかのチームに行きたがっているドライバーを強制的にチームにとどめておくわけにはいかないという趣旨の発言もしている。

「我々はレッドブルに対して具体的な最終期限などを示しているわけではない。だが、マックスが成功し続けることが重要なんだ」

そう述べたフェルミューレンは、次のように付け加えた。

「私はチームの進展にはまだ自信を持っている。レッドブル・レーシングはルノーとともに4回もF1チャンピオンを勝ち取ったんだからね。だが、我々の忍耐にも限界があるということは理解されなくてはならないよ」

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