今年からF1の新たなオーナーとなったアメリカのリバティ・メディアが、2018年のF1新車発表を全チーム合同で開催するという案を抱いているようだ。
リバティ・メディアはバーニー・エクレストンに代えてチェイス・キャリーを新最高責任者に据え、すでにF1改善に向けていくつか新たな取り組みを開始していることが知られている。
そして、このほどドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が報じたところによれば、例年各F1チームがバラバラに行っていた新車および新ドライバー体制の発表を2018年からはシーズン開幕前のビッグイベントとして全チーム合同で開催するという斬新な計画をしているという。
その記事によれば、そのイベントはシーズン前公式テストの前に行われることになるだろうとされているが、その場所がバルセロナ-カタルーニャ・サーキットになるのか、あるいはバルセロナ市内のどこか別の場所になるのかはまだはっきりしていないという。
だが、この合同新車発表イベントは、「ファンが無料で参加でき、新車やドライバーたちを間近に見ることができる」ものとなるだろうとされている。