今年のF1第17戦アメリカGP(10月22日決勝)の予選開始時刻が当初の予定よりも2時間遅らされることになった。
伝えられるところによれば、テキサス州オースティンのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で行われる今年のF1予選は、当初10月21日の現地時間14時(日本時間22日4時)開始とされていたが、今年はそれが2時間遅らされることになった。
そしてその理由は、当日の夜にサポートイベントとして開催されることになっている男性歌手ジャスティン・ティンバーレイクのコンサートとの兼ね合いのようだ。
予選終了とコンサート開始までの時間を短くすることで、レースファンがそのままコンサートを聴きに行きやすくするためだという。
だが、このスケジュール変更に関しては快く思っていないF1関係者もいるようだ。オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』は、「いくつかのチームはこれを不満に思っている」と報じている。
F1の広報担当者は、今年のアメリカGP予選実施時間の変更について次のように語っている。
「この目的はグランプリ週末を通して、ファンにより多くの楽しみを提供することだ」
ちなみに、予選以外のセッション開始時刻は当初の予定通りとなっている。決勝が行われる22日(日)の夜にはスティービー・ワンダーのコンサートも予定されているが、決勝開始時刻には今のところ変更はない模様だ。
今年のアメリカGPの各セッションは次の時間に行われる予定となっている。
フリー走行1回目/10月20日10時(日本時間21日0時)
フリー走行2回目/10月20日14時(日本時間21日4時)
フリー走行3回目/10月21日11時(日本時間22日1時)
予選/10月21日16時(日本時間22日6時)
決勝/10月22日14時(日本時間23日4時)