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キミ・ライコネン、1レースで“2度のリタイア”「大きな代償。良かっただけにガッカリだ」

2017年06月26日(月)10:58 am

F1アゼルバイジャンGP決勝レースで『2度のリタイア』を経験してしまったキミ・ライコネン(フェラーリ)は、「今日、僕たちには手の届かないものが多くあったし、残念ながら大きな代償を払ってしまった」と、波乱のレースを次のように振り返った。

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■ボッタスとの接触でダメージ

「スタート直後、2コーナーでバルテリ・ボッタス(メルセデス)に当てられた。彼が何をしているのかわからないよ。彼はすごく早くブレーキングしていたが、おそらく彼はそのことに気づいてブレーキを緩めたため、侵入スピードが速すぎて僕に当たったんだと思う。

そのため、僕のクルマのリアがウォールに当たってしまい、大きなダメージを受けてしまった。僕たちはレースを続けることはできたけど、不運だったよ」

■パンクにより1度目のリタイア

「2台のフォースインディアが接触した時、いくつものデブリ(破片)が飛び散って、(それを踏んだ)僕のリアタイヤを破壊したんだ。

その結果、(パンクしたタイヤが)僕のフロア全体とリアウィングがダメージを受け、(ピットで)僕たちはリタイアすることに決めたんだ」

■コース復帰、そして2度目のリタイア

「(その後)赤旗によりレースが中断されたので、僕たちはレースに戻れるかもしれないと思って、修復を始めたんだ。

メカニックたちは驚くべき仕事をしてくれて、フロアとエンドプレートをすごく短時間で交換できた。

だけど、明らかに僕のクルマは完璧とはほど遠かったから、僕たちは止めることにしたんだ。レースで2回もリタイアするなんて、良い日ではないね。

クルマは良かったから、これらのことが起こってガッカリだ。僕たちにできることは他にはなかった。僕たちはベストを尽くしたよ」。

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