アメリカン・モータースポーツ最高峰インディカーシリーズの公式サイト『Indycar.com』は、5月28日(日)に行われた『第101回インディアナポリス500(インディ500)』決勝レースのハイライト映像を公開した。
■179周目、ターン1でアウトから一挙に2台、豪快にオーバーテイク
レースは11度ものフルコースコーションとなり、佐藤琢磨も浮き沈みがあったレースだったが、調子は良く、常に上位争いをしていた。
レースが残り50周となったとき、佐藤は10番手につけており、イエロー中の168周目に行ったピットストップのあとには、5番手にポジションをアップさせた。
172周目に4番手となった佐藤は、175周目に一つ順位を下げものの、すぐにばん回し、179周目にはターン1でアウトから一挙に2台、豪快にオーバーテイクをしてみせた。
■インディ500で3勝しているカストロネベスと一騎打ちで勝利
最後は、インディ500を3度制覇しているエリオ・カストロネベス(シボレー)と6周に渡る、し烈な一騎打ちに。そして佐藤は、アタックを仕掛けてくるカストロネベスを振りきり、チェッカーフラッグを受けた。
■初挑戦フェルナンド・アロンソは28周もトップ快走
メカニカルトラブルにより、2度のF1ワールドチャンピオンでインディ500に初挑戦していたフェルナンド・アロンソ(No.29 マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ)は残りわずかなところでリタイアを喫した。アロンソは初挑戦のインディ500ながら、28周をリードするすばらしい走りを披露し世界の期待に応えてみせた。
■第101回インディ500(3:33)