元Moto GP王者のニッキー・ヘイデン(レッドブル・ホンダ)は17日水曜日、サイクリング中に自動車事故に遭い、「重度の脳傷害」を伴う「極めて重大な」状態にあることが最新の情報として確認された。
2006年MotoGP世界チャンピオンのヘイデンは、2016年からスーパーバイク世界選手権に移籍し、今シーズンもスーパーバイク選手権でチャンピオンを狙って戦っていたが、今週水曜日、アドミラル海岸沿いのイタリア・リミニ市(Rimini)でサイクリング中に自動車事故に遭った。
ヘイデンが所属するレッドブル・ホンダ(Red Bull Honda)チームが発表した声明によると、最初はリミニ近くの病院に運ばれ、その後、チェゼーナのマウリツィオ・ブファリーニ病院(Maurizio Bufalini Hospital)に移されたことを明らかにした。
スーパーバイク世界選手権とMotoGPの両方が木曜日の午後に情報をアップデートするまで、集中治療室に入っているということ以外、ヘイデンの状態についてコメントはなかった。
MotoGP公式ウェブサイトには「ニッキー・ヘイデンの状況は非常に深刻なままである」との声明が掲載されている。
「彼は、チェゼーナのブファリーニ病院の集中治療室に入っており、深刻な外傷を負って重大な脳傷害を受けています」
「予後は不明のままです」
ヘイデンの婚約者ジャッキーと、アメリカから到着した兄弟のトミーと母ローズが付き添っている。
●【ホンダ】交通事故に遭ったニッキー・ヘイデンに関する声明を発表