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フェルスタッペンの父がレッドブル若手ドライバー発掘担当に就任

2017年05月18日(木)18:57 pm

最近、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父であり、自身も元F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンが、レッドブルの若手人材スカウト担当になったようだと報じられていた。

そしてこのほど、レッドブルのドライバー育成責任者を務めるヘルムート・マルコがその事実を認め、次のように語った。

「これはレッドブルのジュニアチームを拡大していくためのいい協力関係だ」

ヨスの息子マックスはまだ19歳ながらF1デビュー3年目ですでにトップドライバー入りを果たしている。その息子を育て上げた手腕を買われ、ヨスにレッドブルの若手ドライバー発掘の役割が委ねられたということのようだ。

マルコは、今回の経緯について次のように説明している。

「時間の問題なんだ。ジュニアのレースと日程が重なることがあるから、私は彼らを見に行くことができないんだ」

レッドブルのモータースポーツアドバイザーという肩書も持つマルコは、すべてのF1グランプリに姿を見せている。つまり、ほかのサーキットで行われるジュニアカテゴリーのレースを視察することができず、それでは有望な若手ドライバー発掘ができないということだ。

「だから、彼(ヨス)に我々のためにいくつかのレースに出向いてくれる時間と気持ちがないかどうかを尋ねたんだ」

そう語ったマルコは、ヨスの初仕事は今週末にフランスのポーで開催されるヨーロッパF3の視察となることも明かしている。

だが、マルコはヨスに期待しているのは単に若手ドライバーの発掘だけではないと次のように続けた。

「ヨスはこれまでカートにかなり密接にかかわってきていた。彼は自分の経験をもとにドライバーのコーチができるだけでなく、チームにも目を配ることができるんだ」

「彼がマックスとやり遂げた育成過程が成功したことは明らかだからね」とマルコは付け加えた。

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