NEXT...F1開催スケジュール

【訃報】第1期ホンダF1でも1勝のジョン・サーティース逝く・・・2輪と4輪で優勝した唯一の男の死去にF1界からも嘆きの声続々(コメントと画像)

2017年03月11日(土)5:57 am

2輪と4輪の両方の世界選手権で優勝した唯一の男、ジョン・サーティース(John Surtees)が亡くなった。83歳。

●【当時の画像30枚とイタリアGP結果表】追悼ジョン・サーティース ー 第1期ホンダF1と掴んだモンツァでの優勝

ジョン・サーティースは先月、持病だった呼吸器系疾患によりロンドン市内の病院に入院し、短期間の集中治療の後、10日(金)の午後、家族に看取られながら安らかに眠った。

「私たちはこのような信じられないほどの損失をして深く嘆き、親切で愛情のあるだけでなく、彼の素晴らしい人生を祝います」と家族は声明で述べている。

「彼は自身のピーク時に自分をプッシュし続けていたように、本当に最後まで戦い続けました」

クーパーとホンダ、そしてフェラーリで優勝し、ドライバーを引退した後も自身の名を冠したチーム「サーティース」を率い、マイク・ヘイルウッドとホセ・カルロス・パーチェが表彰台を獲得した。

モータースポーツから撤退した後、サーティースは家族と過ごし、長男のヘンリー・サーティースもレーシングドライバーとなった。しかし息子ヘンリーは、2009年7月19日にブランズハッチで開催されたF2選手権のレースに参戦中、不運にも外れたタイヤが頭部を直撃するという悲劇により、18歳という若さで事故死した。近年は、息子が亡くなった後に設立した『ヘンリー・サーティース財団(The Henry Surtees Foundation)』のために多くの時間を費やした。

F1プレシーズンテスト最終日にサーティースの訃報に接し、F1界からは続々と悲しみの声が届いている。

ご冥福をお祈りします。

■ジョン・サーティースは第1期ホンダF1で1勝を挙げている

■1967年イタリアGPでビッグ・ジョン(サーティースの愛称)を追うブルース・マクラーレン

■フェラーリでF1チャンピオンを獲得したジョン・サーティース

■メルセデスのイベントでF1をドライブするサーティース

■サーティースと談笑するクリスチャン・ホーナー代表

■表彰台のボッタスを祝福するサーティース

■バーレーンのイベントに出席したサーティース

■サーティースと談笑するセバスチャン・ベッテル

■ニコ・ロズベルグ「すごく悲しい、信じられないよジョン。あなたは僕の全てにおいてとてもサポートしてくれた。僕はあなたの家族とともにある。安らかに」

■サーティースは、ル・マン24時間レースに4回出場し、フェラーリで3位表彰台を獲得している。

●【1967年当時の画像23枚とイタリアGP結果表】追悼ジョン・サーティース ー 第1期ホンダF1と掴んだモンツァでの優勝

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック