NEXT...F1開催スケジュール

シャークフィン禁止を提案していたレッドブルのボス その理由は?

2017年02月28日(火)18:44 pm

大きなレギュレーション変更に対応した2017年型F1カーだが、エンジンカウルの後部に「シャークフィン」と呼ばれる長いヒレのようなパーツを採用することがトレンドとなっている。

幅広タイヤの導入とともに、車幅も拡大された今年のF1カーに関しては、全般的にその見栄えを歓迎する声が多い。だが、このシャークフィンには感心できないという声があるのも事実だ。

■シャークフィン禁止を提案したホーナーだったが・・・

そして、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーもこのシャークフィン導入には反対の立場をとっている。

「新しいクルマはすごくカッコいいと思うよ」

27日(月)から今年最初のシーズン前テストが開始されたバルセロナで『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にそう語ったホーナーは、次のように続けた。

「唯一残念なのは長いエンジンカバーだ。我々はストラテジー・グループでこの問題について話し合ったし、その後F1委員会にもかけたんだ。だが、それを禁止しようという申し出は大多数によって否決されてしまったよ」

■F1カーは見た目をよくすることも重要

ホーナーは、レッドブルの申し出が否決されてしまったのは、「F1によく見られる疑心暗鬼」のためだと次のように続けた。

「このフィンで増加するパフォーマンスはわずかなものだ。もちろん、私がうちのチームの空力担当者に聞けば、彼らはそれを使いたいと言うだろう。だが、我々には美的観点からそれがどうなのかということも考える必要がある」

そう述べたホーナーは、次のように付け加えた。

「あのフィンがなければ、クルマはもっと見栄えのよいものになるだろう」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック