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【F1合同テスト1】初日スピード、昨年比で17番目なのにタイム更新・・・“野獣”の本気に期待

2017年02月28日(火)12:11 pm

27日(月)、2017年F1プレシーズンテスト(バルセロナ・サーキット)の初日をルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップタイムで終えたが、データを分析していくと、今シーズンのF1カーが“野獣”と言われる理由が見えてきた。

●【タイム比較】F1テスト初日で昨年のタイムを上回り、レコードに迫る

各チーム、今シーズンから新パワーユニットを搭載し、リアウィングも低くなっており、斬新な空力パーツもお目見えしている。

テストでのスピードトラップは参考にしかならないが、全体のタイムを考慮し、ストレートでどれほどスピードが出ていたのかわかれば、ダウンフォースが上がったというコーナーリングスピードも見えてくる。

参考までに、2016年のF1スペインGP予選のスピードトラップの最速は、341.5km/hを記録したパスカル・ウェーレイン(当時マノー)で、昨日のトップスピードを出したダニエル・リカルド(レッドブル)の330.2km/hというのは、昨年の予選であれば17番目のスピードだ。この比較からも、スピードはまだ10km/h以上も速くなる可能性がある。

昨年より10km/hも遅いのにも関わらず、ラップタイムはすでに昨年の予選ポールポジションタイムを上回っていることから、やはり各ドライバーが言うように今年のクルマは“野獣のように速い”ことがわかる。

■F1プレシーズンテスト初日のスピードトラップ

P ドライバー チーム スピード
1 リカルド レッドブル 330.2
2 ベッテル フェラーリ 328.2
3 ハミルトン メルセデス 327.2
4 ボッタス メルセデス 326.2
5 マッサ ウィリアムズ 324.3
6 ヒュルケンベルグ ルノー 320.4
7 マグヌッセン ハース 319.5
8 サインツ トロロッソ 313.0
9 ペレス Fインディア 311.2
10 アロンソ マクラーレン 305.0
11 エリクソン ザウバー 242.6
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