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ライバル都市シドニーの動きを警戒するメルボルン

2017年02月20日(月)16:44 pm

F1オーナーがアメリカのリバティ・メディアに変わったのを機に、シドニーがF1オーストラリアGPの開催権をメルボルンから奪おうと試みるかもしれない。

こうした懸念を表明したのは、現在メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されているオーストラリアGP開催責任者であるアンドリュー・ウェスタコットだ。

前オーナーのCVCからF1株式を買収したリバティ・メディアは、これまで長期にわたってF1最高責任者の地位にあったバーニー・エクレストンに代えてチェイス・キャリーを新責任者に指名するなど、これまでのF1を変えていこうという姿勢を見せている。

ウェスタコットは、こうした動きに乗じてライバルであるシドニーがF1開催権獲得に向けた動きをする可能性があると『Herald Sun(ヘラルド・サン)』紙に次のように語った。

「そうだとしても私は驚かないよ」

「イベントの世界はものすごく競争が激しいからね」

だが、メルボルンは2015年にF1開催契約を2023年にまで延長している。ウェスタコットも、その契約が全うされることに疑う余地はないと主張している。

それでもウェスタコットは、3月26日(日)に決勝が行われる今年のF1開幕戦オーストラリアGPにおいて、エクレストンの後任としてF1最高責任者となったキャリーに対し、メルボルンが現在のF1カレンダーの中でも最高レベルの開催地であることをアピールしたいと次のように付け加えた。

「新しいオーナーたちも我々がどういう運営をしているかを見るためにここに来るだろうし、世界でも非常に優れたF1イベントのひとつを目にすることになるだろうと期待しているよ」

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