ウィリアムズからF1に“復帰”するフェリペ・マッサが来週、パナソニック・ジャガーレーシングでフォーミュラEカーのテストをすることがわかった。
フェリペ・マッサはF1を引退し、引退撤回をするまでの間にも、フォーミュラEをドライブしてみたいと語っていた。
■フェリペ・マッサ、ジャガーでテスト
『Autosport(オートスポーツ)』によると、フェリペ・マッサは来週、パナソニック・ジャガー・レーシングのJaguar I-type 1に乗り込み、初めてフォーミュラEカーをドライブするようだ。場所はわかっていない。
チームは公式声明で次のように述べている。
「パナソニック・ジャガー・レーシングは、フォーミュラE(運営団体から)からフェリペ・マッサにフォーミュラEカーを体験するチャンスを提供して欲しいと要望を受けた。我々はこのような機会を提供できてうれしいよ」
パナソニック・ジャガー・レーシングは、現在行われている2016/17シーズンのフォーミュラEで、ミッチ・エヴァンスとアダム・キャロルをドライバーとして起用している。
■F1は2月のテストから
フェリペ・マッサは、3月26日に開幕するF1オーストリアGPを前に、2月27日のバルセロナで開催されるプレシーズンテストからF1シーズンへの本格的な準備を開始するようだ。
フェリペ・マッサは、ウィリアムズでF1復帰が発表された後、F1シーズン中に他の(カテゴリーの)プログラムに意識が向くことはないと語っていた。
フェリペ・マッサは「昨年引退を発表してから、選択肢を評価したし、僕が追求できる機会が数多くあった」と語り次のように続けた。
「でも、僕は決断を下したんだ。だからF1が今の僕がフォーカスしていることだ」
■フェリペ・マッサ、12月からフォーミュラE参戦か
もしフェリペ・マッサのF1での生活が2017年シーズン限りとなった場合、フォーミュラEの来シーズンである2017/2018シーズンに移籍する可能性もある。
『Autosport(オートスポーツ)』によると、フォーミュラEのCEOであるアレハンドロ・アガグは今月初め、F1シーズン終了後にフォーミュラEシーズンを開始することを熱望しており、フォーミュラEの2017/2018シーズンは2017年12月から始まる予定だという。